浅野忠信、出演オファー受けたのに断られた苦い体験を告白「どうしても疑問があったので…」 : 映画ニュース

ホーム > 映画ニュース > 2016年9月3日 > 浅野忠信、出演オファー受けたのに断られた苦い体験を告白「どうしても疑問があったので…」
メニュー

浅野忠信、出演オファー受けたのに断られた苦い体験を告白「どうしても疑問があったので…」

2016年9月3日 14:50

黒沢清監督と浅野忠信「ダゲレオタイプの女」

黒沢清監督と浅野忠信
[拡大画像]

[映画.com ニュース] 黒沢清監督と俳優の浅野忠信が9月3日、「世界を舞台に活躍する表現者になろう」と題したトークショーを東京・Apple銀座で行った。

黒沢監督は仏資本による「ダゲレオタイプの女」で海外作品に初挑戦。「15年くらい前から海外を舞台にしたオリジナルのアイデアを考えていた。今の日本映画は原作がないとなかなか成立しにくい状況で、たまたま出会った仏のプロデューサーに話したらぜひやりましょうという話になった」と説明した。

スタッフ、キャストはすべて外国人という環境だったが、「撮る行為ということではビックリするくらい日本と変わらない。文化的な違いは当然あるが、監督のやりたいことを実現しようと、熱心に考えてくれる。皆がそういう気合いに満ちた現場だった」と満足げに振り返った。

一方の浅野は2003年、カンヌ映画祭のコンペに選出された「アカルイミライ」で黒沢監督作品に初出演し、昨年の「岸辺の旅」でも同映画祭・ある視点部門に参加し黒沢監督が監督賞を受賞。今年は主演作「淵に立つ」がある視点部門の審査員賞を受賞した。既に1990年代後半から海外の映画に出演し、11年「マイティ・ソー」でハリウッドに進出したが、日本映画との違いについては「撮影をする行為自体は同じだけれど、取り組み方が全然違う。特に米国はビジネスとしてとても厳しい。要求がすごくて、成功するために必要なものを与えてくれるから応えなければいけないという、いい緊張感がずっと続く感じ」と体験談を披露した。

さらに、「海外では主張しなくてはいけないことを学んだが、日本では若い頃は何か言うと怒られると思っていた。あるオファーが来て、どうしても疑問があったので監督とお会いして言ったら断られたこともあった。出演をオファーされたのにですよ」と苦い体験も告白。その上で「各国の言語ができた方が楽は楽だけれど、自分が(目指すものを)なんで好きなのかを知って掘り下げていくことで、周囲とも盛り上がれるようになると思う」と持論を展開した。

一方の黒沢監督も、「映画という言語は100%世界共通なのは間違いない」断言。その上で、「映画では試行錯誤と欲望を磨いていけば世界に通用すると信じてほしい。この国に合わせようとか、日本人だからこう見られているといった先入観は捨てた方がいい」とアドバイスしていた。

ダゲレオタイプの女」は、世界最古の写真撮影方法「ダゲレオタイプ」をめぐる父娘を軸とした愛と死を描くホラーサスペンスで、10月15日に公開。「淵に立つ」は、深田晃司監督によるオリジナル作品で、とある男の出現によって家族が崩壊の道をたどる数奇な運命を描く。こちらは10月8日から公開される。

岸辺の旅[Blu-ray/ブルーレイ] 岸辺の旅[Blu-ray/ブルーレイ] 最安価格: ¥4,555 愛する人との永遠の別れを描く、究極のラブストーリー。

フォトギャラリー

関連DVD・ブルーレイ情報

ニュースメール

前日に配信された全てのニュースヘッドラインを、一日一回メールでお知らせします。

Google FeedBurnerのサービスを利用しています。
配信停止はメール最下部の「unsubscribe now」から行ってください。

ブログパーツ

ブログパーツ 映画最新ニュースをあなたのブログに!「映画.com ブログパーツ」を貼れば、あなたのブログが映画情報発信地に早変わりします!

ブログパーツについて詳しく見る
このページの先頭へ

映画評論

映画評論の一覧を見る
Jobnavi