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「きみがくれた物語」ニコラス・スパークス氏が追求するラブストーリーの“リアル”

2016年8月7日 10:00

自身の作風を語ったニコラス・スパークス氏「きみがくれた物語」

自身の作風を語ったニコラス・スパークス氏
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[映画.com ニュース] 「きみに読む物語」などの原作者として知られる人気恋愛小説家ニコラス・スパークス氏の著書を映画化した「きみがくれた物語」が、8月13日に公開される。原作者であるスパークスが、今作で夫婦を演じたベンジャミン・ウォーカーとテリーサ・パーマー、そして今作への思いを語ったインタビュー映像を映画.comが独占入手した。

映画は、事故で昏睡状態に陥った妻と、愛する妻の知られざる意思を知って苦しむ夫の純愛物語。トラビス(ウォーカー)とギャビー(パーマー)は、幸せな結婚生活を送っていたが、ギャビーが交通事故にあってからはトラビスが目を覚まさない妻に語りかける日々が続いていた。そんななか、ギャビーが蘇生処置拒否指示の書類を病院に提出していたことが発覚し、2人の本当の愛が試される。

また、動画では語られていないが、スパークス氏は「(今作は)これまでのどの映画ともさまざまな点で違う。“選択”についてだけではなく“愛”を追求しているんだ」と物語の本質に言及し、「『きみに読む物語』が好きなら、今作も気に入ってくれるだろう」と期待をあおる。

さらに、自らの家族に起こった様々な困難から「多くの人々の命について考えるようになり、同時に、そのような悲劇に疑問を抱くようになった」と明かし、その経験を作品に投影しているという。「兄や妹とすごく仲良くしていた」が、妹は脳腫瘍のため16年前に他界。今作で描かれる兄妹の関係は自らの実生活を基にしており、トラビスのキャラクターには、実兄の独身時代の姿が反映されているという。

自身の作品を「ロマンス小説とは対照的なラブストーリー」といい、ロマンス小説を「恋愛のファンタジーでハッピーエンドが待っている」と定義する。それに対し、今作は「“ロマン主義リアリズム”に基づくもの」だといい、「ロマンチックな要素があるからといって、必ずしも恋愛のファンタジーではない」とリアルさを追求。「小説の読者や映画の観客には、あらゆる感情を通して、現実感を体感し感動してもらいたい」と思いを込めた。

きみがくれた物語」は、8月13日から東京・渋谷シネパレスほか全国で公開。

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