2万人の敵兵に挑むための秘策とは?「ターザン:REBORN」クライマックスシーン公開
2016年8月4日 14:30
[映画.com ニュース] 「ハリー・ポッター」シリーズや「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」(11月23日公開)のデビッド・イェーツ監督が、アレクサンダー・スカルスガルドを主演に迎えた「ターザン:REBORN」(公開中)の本編映像が、公開された。クライマックスに用意されているスペクタクルシーンを切り取っている。
アフリカのコンゴの密林でゴリラに育てられ、現在は英国貴族のジョンとして暮らすターザン(スカルスガルド)が、さらわれた妻ジェーン(マーゴット・ロビー)を救うべく故郷に舞い戻り、謎の男ロム(クリストフ・ワルツ)や戦闘部族のリーダー・ムボンガ(ジャイモン・フンスー)たちと戦いを繰り広げるさまを描く。
ロムによって故郷に結集した2万人を超す敵の軍勢に対抗するため、一計を案じたターザンはかつての友である百獣の王・ライオンや、“家族”だったゴリラと協力し、ヌーの大群を率いて港町に突撃。囚われの身となったジェーンを救うべく、奇襲を仕掛ける。ヌーの群れがテントを突き破り、兵士を大混乱に陥れるパニック描写や、筋骨隆々の上半身をさらして動物たちと共に突撃するターザンの勇姿、建物の梁(はり)を使って上階に飛び移るアクションシーンなど、作品の魅力が凝縮されている。
スカルスガルドが決死の表情でジェーンを救おうとするターザンを熱演しているほか、アメコミ映画「スーサイド・スクワッド」(9月10日公開)では危険なビラン(悪役)に扮しているロビーが、夫を信じ抜くヒロインを可れんに演じており、ターザンとジェーンの絆を描いたドラマに説得力をもたらせている。