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沢口靖子「普段は犯人を追いかけている」けど9年ぶり映画主演で教師役

2016年8月3日 15:15

沢口靖子と岩崎未来ちゃん「校庭に東風吹いて」

沢口靖子と岩崎未来ちゃん
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[映画.com ニュース] 女優・沢口靖子が約9年ぶりに映画主演を務めた「校庭に東風吹いて」の完成披露試写会が8月3日、東京・銀座ブロッサム中央会館ホールで行われ、沢口をはじめ共演の子役・岩崎未来ちゃん、仁科貴志、嶋尾康史、本間淳志、柊子、原作者の柴垣文子氏、脚本の長津晴子、企画・製作の桂壮三郎氏、メガホンをとった金田敬監督が舞台挨拶に出席した。

柴垣氏の同名小説を原作に、小学校教師・三木知世(沢口)がさまざまな事情を抱える子どもたちに愛情を注ぐ姿を描いた。沢口は、主演ドラマ「科捜研の女」シリーズを引き合いに「普段は事件や犯人を追いかけているので、厳しい表情をしていることも多い」と苦笑し、客席を喜ばせた。そして、未来ちゃんに向け「ですが今作は、かわいい子どもたちのおかげで笑顔でいられました」と感謝を示していた。

家では話すことができるのに、学校では途端に会話をすることができなくなる症状を持つ難役に挑んだ未来ちゃんは、沢口の言葉を受け「撮影の合間に控室に先生が来て、いろいろお話してくれました。本当の先生みたいで優しかったです」と振り返る。未来ちゃんが懸命に話す様子に、沢口ら登壇陣は満面の笑顔で見守った。続けて、未来ちゃんが苦労したシーンとして「家で暴れるシーン。暴れなきゃいけないから大変でした」と明かすと、金田監督は「とりあえず大声を出しながらその辺のものを落としてと演出したんですが、彼女はしっかりとテーマを把握し、演じていらっしゃった」と脱帽していた。

また沢口は、「小津の秋」(2007)以来の映画出演となったが「カメラの前で演じるという点では、ドラマの現場とそう変わることなく、気負いなく臨めました」と説明。主人公の教育観や情熱に強い共感を得たといい、「自然と、無理なく役を作っていくことが出来ました」と晴れやかな表情を見せていた。

さらに原作・柴垣氏は、「映画を見て、子どもは“緑”だという感をとても強くしています。映画を作ってくださった方々、ここへ足を運んでくださった方々に、感謝の気持ちで胸が一杯です」と感無量の面持ちだった。「校庭に東風吹いて」は、9月17日から公開。

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