中条あやみ「チア☆ダン」で広瀬すず親友役！河合監督＆日本チアダンス協会理事が絶賛

［映画.com ニュース］　モデルで女優の中条あやみが、広瀬すず主演映画「チア☆ダン　女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」（河合勇人監督）に出演していることが明らかになった。中条は、主人公・友永ひかりの所属するチアリーダー部JETSの部長・玉置彩乃に扮している。

今作は、2009年に福井県立福井商業高校のチアリーダー部JETSが、全米チアダンス大会で優勝した実話を映画化するもの。チアダンス部に所属する普通の女子生徒たちが、「目標は全米大会制覇！おでこ出し絶対！恋愛禁止！」をスローガンに掲げる顧問の女性教師から鬼のように厳しい指導を受け、支えあいながら成長し、たった3年で全米大会を制するまでの軌跡を描く。

チアダンスはポンダンス、ジャズ、ヒップホップ、ラインダンスの4つで構成され、約2分半の規定時間内でダンスの技術、チームワーク、チアスピリットなどを競い合う、エンタテインメント性の高いスポーツ。中条はダンス未経験のため、当初はチアダンス特有のシャープな動きに苦戦したという。それでも、長い手足と抜群のプロポーションを生かしたダンスは誰よりも美しく、河合監督とダンス指導のコーチを務める日本チアダンス協会の前田千代代表理事から絶賛されるほどの成長を遂げた。

また、部長役ということもあり、撮影中は共演陣に気を配り、自らが努力する姿を示すことでチームを引っ張るキャプテンシーを発揮。6月7日からは米カリフォルニア州のサンディエゴでのクライマックスシーンに臨み、圧巻のパフォーマンスを披露した。

中条は「半年間、この日の撮影のために頑張ってきたので、アメリカロケで練習の成果を披露することができて本当に嬉しいです」と手応えを感じている様子。そして、「みんなが全力で頑張って、メンバー同士の仲もとても良くなったので、そこからくるJETSの団結力と、ゼロからダンスを始めたメンバーがここまで頑張ったという努力の結果を楽しみにしていただければと思います」と語っている。

メガホンをとる河合監督は、「中条さんは素直だ。そして一生懸命だ。だからみんなに愛される。長い手足を生かしたダンスは連日の練習成果もありとても美しい」と絶賛。さらに、「肝心の演技も、リハーサルと本人の努力で本読みの時からは見違えるほど良くなっている。間違いなく、今後の活躍が期待される女優です！」と太鼓判を押している。

「チア☆ダン　女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」は、2017年春に全国で公開。