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黒木瞳、映画監督初挑戦に「後悔は全くなかった」

2016年5月24日 09:30

初監督作「嫌な女」を語った黒木瞳「嫌な女」

初監督作「嫌な女」を語った黒木瞳
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[映画.com ニュース]
女優の黒木瞳が5月23日、東京・日比谷の日本外国特派員協会で行われた、初監督作「嫌な女」の記者会見に出席した。

桂望実氏のベストセラー小説を、吉田羊木村佳乃のダブル主演で実写映画化。真面目な弁護士・石田徹子と社交的な天才詐欺師・小谷夏子という対照的な2人の女性の人生を描く。

黒木は、原作にほれ込み、自ら出版社に手紙を送って映画化権を獲得したが、当初は「自分が演じるために権利を取りにいった」という。「脚本家と作っているなかで、『こういう風にしてほしい』と話しているうちに、この世界観を1番わかっているのは私だと思い、監督をしてみようかなと変化していった」と明かす。女優業から裏方にまわることに「後悔は全くありませんでした」といい、「これから演じられなくなるのではという不安はありましたが、やったことがないことをこの年齢でできるということにわくわくしました」とほほ笑んだ。


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映画化あたっての自らのこだわりやアイデアを、最高の形で実現すべく監督業に踏み出した黒木。それだけに、原作を再現するのみならず「たくさんの思いを込めました」とニッコリ。そして「脚本家とは、原作を読んだあとの前向きになれる気持ち、命の大切さ、人との絆をきちんと描くこと、そして見た人がそれを感じられるようにしたいと話しました」と続ける。こだわりの演出として、劇中では太陽とひまわりによって「がんばっている姿を表現した。そのあたりにも女性へのがんばれというエールを込めた」と明かす。さらに「内容とは違いますが、例えば映画冒頭ではルーマニアのアーティストのinnaの『In Your Eyes』という曲を使った。その(収録)アルバムが『PARTY NEVER ENDS』、パーティは終わらないというタイトルなんです。それが私のなかでは、『女性たちのパーティは終わらない』という女性へのエールみたいな。そういう思いを込めて、曲を使いたいと熱望しました」と解説した。

監督業をするにあたり予算や時間は念頭に置いていたが、熱が入るあまり撮影時間が長引き「プロデューサーが何度も見に来ました」というほどだったという。それ故に「(女優業に)戻った時に『監督!』と聞こえて振り向いてしまった自分が怖かったです(笑)」と振り返った。また海外では女性監督の活躍が目覚ましいことから「本作の海外展開はあるか?」と問われると、「まだ私の口からは申し上げられません」と意味深な笑みを浮かべていた。

吉田、木村をはじめ、中村蒼古川雄大佐々木希袴田吉彦田中麗奈ら豪華な顔ぶれが出演する「嫌な女」は6月25日から全国で公開。

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