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大島新監督、園子温から学んだのは「ものづくりの魂」

2016年4月22日 17:00

大島新監督「園子温という生きもの」

大島新監督
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[映画.com ニュース] 鬼才・園子温に376日にわたり密着したドキュメンタリー映画「園子温という生きもの」の大島新監督が4月21日、日本大学芸術部映画学科の学生約70人の前で特別講座を行った。

作品上映後、教壇にあがった大島監督は、「表現の世界を志している若い人に見てほしいと思っていた」と言い、学生たちの質問にも真摯に回答。破天荒と言われる園監督を「すべてがまっとうなのに、すべてが狂気」と評し、取材を通し「表現者としての園子温の“ものづくりの魂”、精神性を学んだ」と語った。

「再び撮りたいと思う被写体はそう多くない」という大島監督だが、2014年にドキュメンタリー番組「情熱大陸」で園監督に取材した後、テレビには収まらないキャラクターに引かれたという。1年以上におよぶ取材で最も大変だった「ひそひそ星」の撮影現場では、撮る側、撮られる側としてあつれきが生じたと苦労話を披露。そして撮影時間は170時間を超え、編集も「こんなに悩んで時間をかけたのは初めて」だったと述懐した。

また、父親は故大島渚監督であり、子ども時代はそのことにコンプレックスを感じながらも、「面白そうなことをしているな」という興味もあったと複雑な気持ちだったと告白。劇映画よりも人物ドキュメンタリーへの関心が強く、「その人が何を考えているのか、どう生きようとしているのかを自分なりに解釈することが性にあっている」と語った。

ちなみに、本作を鑑賞した園監督は画面を直視できなかったそうで、「自分のいやなところほど、みんなが面白がる」という感想はほめ言葉だと満足げ。最後は、映像の世界を志す若者たちに、「表現の分野で好きなことをやり続けるのは大変だけど、世の中に物事を伝えていってほしいな」とエールを贈った。

園子温という生きもの」は、5月14日から東京・新宿シネマカリテほかで公開。園監督の「ひそひそ星」も同時期に公開される。

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