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野口健、「レヴェナント」主人公に共感「息子のために生きることを選んだ」

2016年4月9日 08:00

数々の死地をくぐり抜けてきた アルピニスト・野口健氏「レヴェナント 蘇えりし者」

数々の死地をくぐり抜けてきた
アルピニスト・野口健氏
(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation.
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[映画.com ニュース] 第88回アカデミー賞で監督賞、主演男優賞、撮影賞の3冠に輝いた「レヴェナント 蘇えりし者」の特別映像が公開された。アルピニストの野口健氏が、自身の経験をもとに作品の魅力を語っている。

19世紀、アメリカ西部の未開拓地が舞台。狩猟中に熊に襲われてひん死の重傷を負い、さらに隊のメンバー、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に愛する息子を目の前で殺される。極寒の地に置き去りにされたハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)が、息子への強い愛によって立ち上がり、大自然の苛酷な環境に苦しみながらも復しゅうを果たそうとする姿を描く。

七大陸最高峰登頂の最年少記録を樹立した野口氏は、「エベレストに僕が最後に登った時に、下山が始まった直後に一緒に登った方が山頂直下で息を引き取った」と壮絶なエピソードを明かす。「死にゆく人間の覚悟や孤独もあれば、生きることを決める側の覚悟もある。そう思うと、息子が殺されたときに、彼は自分が生きるという選択を取った。そのあと川に流されようが、(危機に)襲われようが、必死になって生き延びる。『自分は絶対に生き延びるんだ』と覚悟を決めた男のあり様かもしれないですね」とグラスの父としてのすごみに心打たれた様子を見せる。

野口氏はさらに「家族の存在がないと、意外と死のハードルが下がるかもしれない」とグラスの心理状態を分析。「もし息子が殺されることがなければ、息子も仲間も彼だけを残して行ってしまったら、多分彼はもうあきらめたと思う。仇(あだ)をとるというか、自分が生き延びる使命感。あれだけの状況に追い詰められても、最後の最後の最後まで生き延びる努力をする。自分のためではなく、息子のために生きることを見つけたんだと思うんです」と語っている。

レヴェナント 蘇えりし者」は、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(2014)のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督がメガホン。4月22日から全国公開。

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