知英、性同一性障害に苦悩する“男性”役に初挑戦！主演作が7月2日に公開

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［映画.com ニュース］女優・知英の主演映画「片想いスパイラル」が、7月2日に公開されることが決定した。知英は同作で、“男性”役に初挑戦。体は女性だが心は男性という、性同一性障害に苦悩する留学生・ソヨン役を演じている。

「小川町セレナーデ」で新藤兼人賞の銀賞を受賞した原桂之介監督がメガホンをとり、知英とタッグ。さらに「ヒメアノ～ル」「貞子vs伽椰子」といった話題作の公開が控える佐津川愛美や、男性グループ「CROSS GENE」のボーカリストとして韓国で人気を博すTAKUYAらが共演している。

韓国人留学生のソヨン（知英）は、シェアハウスで共同生活を送るユキ（佐津川）に恋心を抱く。しかしユキが男友だちの一（TAKUYA）に好意を寄せていることを知り、2人のキューピッドとなるべく奮闘し始めるが、やがて三角関係に頭を悩ますようになる。

劇中では喫煙シーンにも初挑戦しており、「タバコを吸うシーンなど細かい仕草まで男性になりきれるよう、普段から注意して男性の動きを観察し、心の部分の役作りは監督と綿密な打ち合わせをして進めました」と役作りを振り返る。男性の衣装に身を包んだことで「初めはぎこちなかった仕草が自然にしっくりくるようになり、自分が女性であることを忘れてしまいました。撮影が終わった後も歩き方が男っぽいままで、次の作品で注意されたほどです」と明かし、「家族に写真を送ったら『息子ができた』と言われました。そんな私の新たな一面を見て頂けたら嬉しいです」とコメントを寄せている。