マイケル・ダグラスが“人間狩り”楽しむサイコキャラに 「追撃者」5月公開
2016年2月28日 10:00
[映画.com ニュース] マイケル・ダグラス主演、脚本家としても知られる作家ロブ・ホワイトのスリラー小説を映画化した「追撃者」が、5月14日から公開される。
エドガー・アラン・ポー賞を受賞した原作に惚れこんだダグラスが製作としても参加、アメリカ南西部の広大な砂漠を舞台に繰り広げられる、捕食者と獲物の異常な“人間狩り”の恐怖が描かれる。今回の役柄を「狂った西海岸のゴードン・ゲッコーだ」と語るダグラスは、6輪駆動の高級ベンツに乗り、狙撃銃を手に、優雅にカクテルを楽しみながら、地獄の果てまで獲物を追いかける冷徹でサディスティックなサイコキャラに扮する。「戦火の馬」のジェレミー・アーバインが共演、「カレ・ブラン」のジャン=バティスト・レオネッティがメガホンをとった。
アメリカ南西部モハーベ砂漠で、トレッキング・ガイドをする青年ベン(アーバイン)は、趣味の狩猟を楽しむ大富豪マデック(ダグラス)のガイドを頼まれる。狩猟ポイントに着いた瞬間、マデックは物陰に発砲。駆けつけたベンが目にしたのは、銃弾に倒れた探鉱者の死体だった。その後、豹変したマデックは、ライフルの照準をベンに合わせる。“人間狩りゲーム”が始まり、“獲物”とされたベンは、知恵と生存本能を武器に生き残りをかける。
「追撃者」は、5月14日シネマート新宿ほか全国順次公開。