行き当たりばったりのIKEA創業者誘拐計画!? 北欧発ヒューマンドラマ、予告入手
2016年2月8日 12:00
[映画.com ニュース]人気家具販売チェーン「IKEA」創業者誘拐を計画した家具店主の珍道中を描いたノルウェー映画「ハロルドが笑う その日まで」が、4月16日に劇場公開される。落語家の立川談春がナレーションを担当した予告編、ポスタービジュアルが完成した。
IKEA創業者であるイングバル・カンプラード氏を実名で描き、すべてを失った家具屋店主による奇妙な復しゅうをユーモラスに映し出したヒューマンドラマ。40年にわたり小さな家具店を営んできたハロルドだったが、IKEAの北欧最大店舗オープンによって店は閉店に追い込まれ、最愛の妻もこの世を去ってしまう。ハロルドは絶望の末、カンプラード誘拐という大胆不敵な復しゅうを思いつく。
予告編では、「クソ野郎」と怒りに燃えるハロルドが、誘拐計画に向け突っ走る姿をとらえた。IKEAレストランの名物メニューを思わせる「ミートボールない?」というカンプラードの悠長なセリフ、凍った湖に転落し裸で抱き合って体を温めあうふたりの姿など、笑いがちりばめられている。行き当たりばったりの計画のたどり着くラストから目が離せない。
「ハロルドが笑う その日まで」は、4月16日から東京・恵比寿のYEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開。