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2015年のアニメーション映画界隈を振り返る【後編】

2015年12月29日 23:00

シャアの若き日を描く「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」もTIFFで上映された「エヴァ」

シャアの若き日を描く「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」もTIFFで上映された
(C)創通・サンライズ
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[映画.com ニュース]  2015年もあとわずか。日本のアニメーション映画を紹介する当コラムでは、今年のアニメーション映画界隈で印象的だった出来事や作品などを独断と偏見で選び、10個のトピックスにまとめてみました。年間興行収入ランキングの邦画トップ10のうち、6本がアニメだったという15年。ヒット作が相次いだ一年をプレイバックしてみましょう。

TOPICS 6●東京国際映画祭、今年は「ガンダム」を特集

毎年10月に開催されている東京国際映画祭(TIFF)は、14年からアニメに注力するように。昨年の特集上映「庵野秀明の世界」に続き、本年度は「ガンダムとその世界」と題して「ガンダム」シリーズを特集。元祖「機動戦士ガンダム」劇場3部作など、20タイトル超が上映されました。誕生から36年が過ぎた「ガンダム」ですが、今年も「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」シリーズの劇場上映や、テレビアニメの新作「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」が放送されるなど、新作が絶えず供給され、存在感は衰え知らず。40周年の19年に向けて実物大ガンダムを動かす計画も進行中。

TOPICS 7●マングローブ倒産で「Project Itoh」にも影響


新たな体制で制作中の「虐殺器官」「エヴァ」

新たな体制で制作中の「虐殺器官」
(C)Project Itoh/GENOCIDAL ORGAN
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「神のみぞ知るセカイ」「ハヤテのごとく」といったテレビシリーズでアニメファンの間ではよく知られていた制作会社のマングローブが、突然の倒産。9月29日から破産手続きに入ったことが10月1日に報じられました。同社は、伊藤計劃の小説3作を劇場アニメ化する「Project Itoh」の一作「虐殺器官」の制作を担当していましたが、これを受けて「虐殺器官」は公開延期。3作を連続公開するという「Project Itoh」当初の予定は、もろくも崩れてしまいました。アニメ制作現場の厳しさはたびたび伝えられていますが、その一端が垣間見られるような出来事でした。「虐殺器官」は現在、新しい制作会社で16年完成を目指して制作を再開しており、いまはスタッフの方々の健闘と、作品の完成を祈るばかりです。

TOPICS 8●「攻殻機動隊」「タイバニ」…人気アニメのハリウッド実写化が動く


作品誕生25周年を迎えた「攻殻機動隊」にも様々な展開が「エヴァ」

作品誕生25周年を迎えた「攻殻機動隊」にも様々な展開が
(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会
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6月20日に「攻殻機動隊 新劇場版」が公開され、舞台化もされた「攻殻機動隊」。前々からハリウッド実写化企画は伝えられていましたが、今年1月にスカーレット・ヨハンソンが主演に決定したことをきっかけに、その後も出演キャストが続々と報じられるなど、いよいよ現実味を帯びてきました。一体どんな映画になるのか……現段階ではまだ何もわかりませんが、引き続き情報を追っていきたいところです。「攻殻機動隊」といえば、25周年を記念した関係者のリレーインタビューを「アニメハック」で連載中。濃厚なお話が盛りだくさんですので、是非ご一読を。そして、日本アニメのハリウッド実写化といえば、10月には「TIGER & BUNNY」のハリウッド実写企画が始動という大きな話題も伝えられました。

TOPICS 9●庵野監督が「ゴジラ」総監督に メモリアルイヤーも「エヴァ」に進展なし


庵野監督による「ゴジラ」は2016年の話題作間違いなし(写真はTOHOシネマズ新宿のゴジラ)「エヴァ」

庵野監督による「ゴジラ」は2016年の話題作間違いなし(写真はTOHOシネマズ新宿のゴジラ)
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」から早3年。次回作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の公開が待たれるなか、今年4月、東宝が12年ぶりに製作する「ゴジラ」の総監督に庵野秀明監督が就任というニュースが伝えられました(写真は今年4月にオープンしたTOHOシネマズ新宿のゴジラヘッド)。「シン・エヴァ」について庵野監督は、「今しばらくの時間をいただければ、幸いです」とコメントしています。ちなみに2015年は、95年放送のテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」作中で描かれた年であり、「エヴァ」20周年のメモリアルイヤーでした。テレビシリーズ全話や旧劇場版を網羅したブルーレイボックスも発売されましたが、「シン・エヴァ」についての新展開は今年も特になし。来年の今頃も同じこと言っているかもしれませんが……果たして?

TOPICS 10●劇場で上映されたアニメの総数は…

15年1月1日から12月31日までの間に封切られ、劇場で一定期間上映されたタイトルは、全部で79タイトル(OVAやテレビ作品の上映など、いわゆるODSも含む)。今年1月の当コラムで、その時点で発表されていた15年公開予定のタイトルを列挙したところ、41タイトルありましたが、その後、続々と新作が発表され、最終的にこれだけの数が劇場で公開・上映されました。見逃した作品や気になる作品があったら、お正月休みにチェックを。

そんな15年、映画.comは新たにアニメ専門サイト「アニメハック」をオープンしました(http://anime.eiga.com/)。「アニメハック」では映画だけに限らず、テレビアニメやWEBアニメも含めたアニメ全般の情報を随時配信していますので、アニメファンの方は是非「アニメハック」をチェックしてみてください。

それでは、2016年もアニメとともにあらんことを。

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