ラッセル・クロウ初監督＆主演作で苦悩の表情「ディバイナー」予告＆ポスター公開

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［映画.com ニュース］ラッセル・クロウの初監督＆主演作「ディバイナー　戦禍に光を求めて」の予告編が完成し、あわせて苦悩に満ちた表情のクロウが印象的なポスター画像がお披露目された。

映画は、1919年のトルコを舞台に、オーストラリア人の水脈を探し当てる職人＝ディバイナーであるジョシュア・コナー（クロウ）が、ガリポリの戦いに出兵し行方不明になった3人の息子たちを探すことで、現地で宿を営むアイシェ（オルガ・キュリレンコ）らと出会い、人生を見つめ直していく姿を描く。2014年度オーストラリア・アカデミー賞で最優秀作品賞ほか主要3部門を受賞している。

予告編では、ジョシュアと幼い息子たちが砂嵐のなかを駆け抜ける、親子の絆を感じさせるシーンから始まる。息子たちを探すため4年前まで激戦地であったガリポリを訪れたジョシュアは、息子のひとりが死なずに捕虜になった可能性があるとの情報を得る。さらに始めは帰国を勧めていたアイシェが、捜索に協力するようになる姿が描かれ、絶望のなかに一筋の希望の光が差す仕上がりとなっている。

「ディバイナー　戦禍に光を求めて」は、16年2月27日から東京・有楽町スバル座ほか全国順次公開。