「ストレイト・アウタ・コンプトン」N.W.A.怒りのラップシーンを公開
2015年12月10日 17:00
[映画.com ニュース] 西海岸が生んだヒップホップグループ「N.W.A.」の伝記映画「ストレイト・アウタ・コンプトン」で、名曲「Fuck Tha Police」誕生と、デビューアルバムであり300万枚を突破する大ヒットを記録した名盤「STRAIGHT OUTTA COMPTON」完成の瞬間を切り取った本編映像が公開された。全身でビートを感じる5人のメンバーから、収録現場の高揚感が伝わる映像だ。
“世界で最も危険なヒップホップグループ”と呼ばれるN.W.A.の1986年の結成から解散、そしてその後を描いた本作は、暴力に走らず、ラップという表現で権力者たちに立ち向かったイージー・E、アイス・キューブ、ドクター・ドレーら5人の成功への道のりと挫折など知られざる真実を映し出す。
「交渉人」「friday」のF・ゲイリー・グレイが監督し、ドクター・ドレー、アイス・キューブ、亡くなったイージー・Eの未亡人トミカ・ライトが製作陣に名を連ね、アイス・キューブ役を実の息子であるオシェア・ジャクソン・Jr.が演じている。
「ストレイト・アウタ・コンプトン」は、12月19日から東京・渋谷シネクイントほか全国で公開。