お蔵出し映画祭2015、最高賞に榊英雄監督「トマトのしずく」
2015年11月19日 19:30
[映画.com ニュース]お蔵出し映画祭2015は、11月6日から8日まで、広島県の尾道市と福山市で開催され、8日の最終日にはコンペティション部門の授賞式が行われた。
コンペティション部門では、全国から未公開の作品を公募。今年は29本の作品の応募があった。このなかから、最終のノミネート5本に絞りこまれ、選考が行われた。
ノミネート作品は、青山真治監督の「こおろぎ」、佐々部清監督の「ゾウを撫でる」、榊英雄監督の「トマトのしずく」、沖田光監督の「ニート選挙」、金子雅和監督の「復元師・諸川」。グランプリ作品は、東京と広島県でロードショー作品として公開できる権利をもつ。
クロージングパーティでは、審査員特別賞となった「ゾウを撫でる」の佐々部清監督が、「トマトのしずく」と同時に公開を考えていると高らかに宣言。会場を大いに沸かせるひと幕もあった。