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小栗謙一監督、ペリリューの戦い描いた「追憶」ワールドプレミア上映に感慨

2015年10月16日 13:20

第二次世界大戦時の“ペリリューの戦い”を振り返る「追憶」

第二次世界大戦時の“ペリリューの戦い”を振り返る
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[映画.com ニュース]第二次世界大戦時の“ペリリューの戦い”を振り返る小栗謙一監督作「追憶」が10月15日、京都で開催中の京都国際映画祭2015のオープニング作品としてワールドプレミア上映され、小栗監督をはじめ、同映画祭の総合プロデューサーで本作の製作も手がけた奥山和由氏、原案の升本喜年氏、音楽を担当した小林研一郎氏がよしもと祇園花月での舞台挨拶に出席した。

戦後70年にあたる今年4月、太平洋の各地の戦闘で倒れた人々をしのび、天皇・皇后両陛下がパラオ共和国を訪問。1944年に起きたペリリュー島の戦いでは、72日間の激闘の末、日本軍は約1万人、米軍は約1700人が戦死し、島民も甚大な被害をこうむった。当時、そこでは何が起こっていたのか。本作は、残された資料や証言などから事実を追うことで、戦火を「追憶」として現代人の記憶に刻みつける。

小栗監督は、製作過程を「この映画はペリリュー島で何があったかを伝えようとしましたが、その時に日本側の資料はまずないんです。写真や映像は残っていなくて、手紙すらほとんど処分されているという状態です」と説明。物語に反映する資料はアメリカの協力を得たといい、「約50時間くらいの『ペリリュー島戦』というフィルムをお借りし、その中から編集しました」と説明した。

さらに、「そのなかから見えてくるのは、戦争というのはこういうことなんだということ。疑似体験ではないですが、この映画の中で見ていただければと思います」と胸中を明かす。そしてペリリュー島の激戦で亡くなった人々に思いを馳せ、「ペリリュー島に行きましたが、その時に霊が『忘れないで』と言う声がするような気がいたしました。(本作が)世界初公開されるわけですが、私も一緒に映画を見させて頂きたい」と感慨深げに語っていた。

また、壇上には元宝塚歌劇団のトップスター・凰稀かなめも登壇し、同劇団退団後初の公の場となった。凰稀は「ロバート・キャパという戦場カメラマンの役をやらせていただいたことがあり、その時に真実を伝える写真に大変興味を持ちました」と切り出し、「作品の中で、動く映像の中で真実を伝えることが見られて、とても勉強になりました」と振り返る。続けて「米軍の方たちが、大和魂という言葉をよく使っていました」としたうえで、「今の自分たちがどういう風に生きているのか。人と人の出会い、日本人としてどういう風に生きていかなければいけないのか、すごく考えさせられる作品でした」と作品から得た知見を述べていた。

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