東映が初の「男性バーチャルアイドルユニット」をプロデュース 世界展開も視野に
2015年10月8日 19:10
[映画.com ニュース] 東映がプロデュースする「男性バーチャルアイドルユニット」のデビュー発表会見が10月8日、都内で行われた。女性のバーチャルアイドルは初音ミクをはじめ数多く存在するが、本格的な男性バーチャルアイドルのデビューは初となる。
1990年代ごろから登場したバーチャルアイドルは、ライブやアイドル活動を展開するCGキャラクターを指す。現在は、演者の動きをリアルタイムにトレースした3DCGキャラクターによる、インタラクティブな生ライブが人気を博している。
東映は、特撮作品などのコンテンツ市場で女性ファン層が台頭してきたことに着目。イケメン俳優の輩出、キャラクタービジネスのノウハウを生かし、男性ならではのダイナミックなダンスや、力強いパフォーマンスを志向するバーチャルアイドルを創出した。
ユニット名は「EIGHT OF TRIANGLE」に決定し、この日はメンバーのKazuto(遠藤和斗)とRay(君島零)がライブパフォーマンスを敢行。Rayは「正直めっちゃ緊張しました。でも、超気持ちよかったです」と語り、Kazutoは「これからいろいろな楽曲を作り上げていきますので、皆さん、楽しみにしていてください」と呼びかけた。
デビュー曲のほか数曲ほどレコーディングが完了しており、今後はCDリリースやライブイベント、タイアップ、プロモーション、グッズなど多面的に活動予定。日本国内だけではなく、台湾、香港などのアジア圏を足掛かりに、全世界での展開も視野に入れているという。また、「EIGHT OF TRIANGLE」の楽曲やPVは、公式HP(http://www.eightoftriangle.com/movie_music.html)で見ることができる。