「第10回UNHCR難民映画祭」開催「日本社会が難民に扉を開くきっかけに」 : 映画ニュース

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「第10回UNHCR難民映画祭」開催「日本社会が難民に扉を開くきっかけに」

2015年9月3日 23:45

難民問題の危機的な状況を訴えた マイケル・リンデンバウアーUNHCR駐日代表「グッド・ライ いちばん優しい嘘」

難民問題の危機的な状況を訴えた
マイケル・リンデンバウアーUNHCR駐日代表
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[映画.com ニュース] 10月2日から開催される「第10回UNHCR難民映画祭」に先がけ9月3日、東京・千代田区の日本記者クラブで会見が行われた。

国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所が主催する同映画祭は、難民問題への認識の向上を目指す取り組みとして、2006年から毎年開催されている。今年は日本、シリア、南スーダン、ジャマイカ、コソボ、アメリカ、アフガニスタンなどを舞台に、難民問題に焦点を当てた10作品(うち日本未公開作品は8作品)を上映する。

UNHCRの年間統計報告書によれば、14年末時点で世界中で5920万人が難民、国内避難民などとして避難を強いられている。マイケル・リンデンバウアーUNHCR駐日代表は「この映画祭が始まった2006年の難民の数は約4000万人でした。移動を余儀なくされる人々が約6000万人もいるというのは、第2次世界大戦以降で記録的な数字。まさかたった10年で2000万人も増えるとは思っていませんでした」と悲惨な現状を憂いた。

さらに、近年の難民問題ではヨーロッパが危機的な状況に陥っているといい、「今年に入ってから、約30万人の難民がヨーロッパ諸国を目指して小さなボートに乗り、多くの人が命を落としている。個人的な見解としては、難民が流入してくる場所も平等性に欠けるところがある。人口の分布を平等化することが必要」と課題を語った。続けて、「日本社会に救いを求めている庇護申請者も多い。今映画祭が10周年を迎えることで、これまで以上に難民問題に光が当たり、日本社会が難民に扉を開くきっかけになればいいと思います」と期待を込めていた。

また、同映画祭のオープニング作品で、4月に日本公開された「グッド・ライ いちばん優しい嘘」に出演したゲール・ドゥエイニーが来日することも発表された。「第10回UNHCR難民映画祭」は、東京・港区のスパイラルホール、千代田区のイタリア文化会館を会場に10月2、3、10、12日開催。その後北海道札幌、宮城県仙台でも巡回上映される。全プログラム入場無料(先着順入場)、上映作品の詳細は公式サイト(http://unhcr.refugeefilm.org/2015/)で告知する。

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