「glee」アーティ役のK・マクヘイルが音楽教師に!歌唱指導シーン公開
2015年8月30日 23:45
[映画.com ニュース] ダスティン・ホフマン主演作「ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声」の本編映像が完成し、米大人気ドラマ「glee」の主要キャラクター・アーティ役で人気を博したケビン・マクヘイルによる歌唱指導シーンが初公開された。「glee」では車椅子の愛嬌たっぷりな学生だったマクヘイルが、頼れる指導者に成長した姿が垣間見られる。
マクヘイルは、初の長編映画となる今作で、国中から精鋭が集まる国立少年合唱団を指導する若手音楽教師ウーリーを演じている。新星ギャレット・ウエアリング扮する、不幸な生い立ちの孤独な少年・ステットの才能を信じて応援する役どころで、ステットにとって厳しくも温かい存在だ。
このほど公開されたのは、生徒たちがニック・ペイジの「ニスカ・バニャ」を課題曲に腹式呼吸の練習を行い、ウーリーが発声の指導をするシーン。ウーリーは、歌唱の基礎がないステットを注意するが、ステットは優れた天分ですぐに技術を自らのものにしていく。ウーリーが、真剣に歌と向かい合い始めたステットに、光るものを感じる印象深い場面だ。
「ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声」は、ホフマン演じる少年合唱団の団長カーヴェルと、才能を開花させていくステットの絆と成長を描く。12歳の少年ステットは、母の死をきっかけに、声変わり前の少年たちで結成されたエリート合唱団に入団することになる。疎外感や、初めて触れる音楽の難しさに逃げ出そうとするステットだが、次第に歌う楽しさに目覚めていく。9月11日から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国で公開。