米ワーナー・ブラザースがダンテ「神曲 地獄篇」を映画化
2015年8月26日 11:00
[映画.com ニュース] 米ワーナー・ブラザースが、イタリアの詩人ダンテの「神曲」の第1部「地獄篇」を下敷きにした映画「Dante’s Inferno(原題)」の製作を企画していることがわかった。
米Deadlineによれば、ワーナーはこのほど、新鋭ドウェイン・ウォレルの同名脚本を獲得。ジャンニ・ヌナリの製作会社Hollywood Gangと、アキバ・ゴールズマンの製作会社Weed Roadが共同でプロデュースを手がける。
「神曲」は、人生の道半ばにある35歳のダンテが、古代ローマの大詩人ウェルギリウスに導かれて、地獄・煉獄・天国をめぐる旅に出る一大叙事詩。今回の映画化は、ダンテと永遠の淑女ベアトリーチェの恋愛を中心に描くもので、ワーナーはウォレルの脚本の壮大さに、シリーズ化の可能性も見いだしているという。