ジョージ・R・R・マーティンがマーベル映画に助言
2015年8月12日 22:45
[映画.com ニュース] 「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作者として知られるファンタジー作家のジョージ・R・R・マーティンが、マーベル映画についてブログでコメントした。
大のマーベル・コミック好きを公言するマーティンは、自らのブログでマーベル最新作「アントマン」を見たと報告。映画そのものに関しては、「数時間のあいだ、13歳に戻ることができた」と大絶賛。しかし一方で、「マーベル作品において、悪者がヒーローと同じ能力を持つというパターンにうんざりだ」と不満をもらした。「アントマン」では、主人公スコット・ラング(ポール・ラッド)とダレン・クロス(コリー・ストール)がお互いミクロ化するスーツを着て戦うことになるが、マーベル映画ではこの展開が多すぎるというのだ。
「(「インクレディブル・ハルク」において)ハルクはアボミネーションと戦うが、あれは悪いハルクにすぎない。(「スパイダーマン3」において)スパイダーマンはヴェノムと戦うが、あれは悪いスパイダーマンだ。(「アイアンマン」で)アイアンマンはアイアンマンガーと戦うが、あれも悪いアイアンマンだ。ヒーローと悪者がまったく違う能力を持つ映画を見たい。そのほうが、アクションがもっと面白くなるはずだ」とコメントしている。