「オーシャンズ11」シリーズのベテランプロデューサーが死去
2015年7月14日 21:15
[映画.com ニュース]「オーシャンズ11」や「ベスト・キッド」のプロデューサーとして知られるジェリー・ワイントローブ氏が、米パームスプリングスの自宅で死去したと、ハリウッド・レポーター誌が報じた。享年77歳。
ワイントローブ氏はフランク・シナトラやボブ・ディラン、ビーチ・ボーイズらの音楽プロモーターとして活躍し、ロバート・アルトマン監督の音楽群像劇「ナッシュビル」(1975)で製作総指揮として映画界に進出。バリー・レビンソン監督の「ダイナー」(82)を経て、ヒットシリーズとなる「ベスト・キッド」(84)をプロデュースした。
「オーシャンと十一人の仲間」(60)をリメイクした「オーシャンズ11」(01)、続編「オーシャンズ12」(04)と「オーシャンズ13」(07)は世界的なヒットシリーズとなった。最後のプロデュース作品は「恋するリベラーチェ」(13)。
今回の訃報を受け、「オーシャンズ」シリーズを共同でプロデュースしたジョージ・クルーニーは、「ジェリーの家族と友人に、アマルと私から愛を送ります。そして、ジェリーと会ったことのない人たちにはお悔やみを申し上げます。(会っていれば)きっと大好きになっていただろうから」と声明を発表した。