ジェニファー・ローレンス「ハンガー・ゲーム」展に感無量
2015年7月5日 06:00
[映画.com ニュース] ジェニファー・ローレンス主演で人気ヤングアダルト小説を映画化した「ハンガー・ゲーム」シリーズの展示会「ハンガー・ゲーム:エキシビション」が7月1日(現地時間)、米ニューヨークのディスカバリー・タイムズスクエアでオープンした。
主人公カットニス・エバディーンを演じてきたローレンスは、共演者のジョシュ・ハッチャーソンや、シリーズ第2弾「ハンガー・ゲーム2」、最終章「ハンガー・ゲーム FINAL」2部作でメガホンをとったフランシス・ローレンス監督らとともにプレオープンに来場し、「感無量だわ。ファンはキャラクターやストーリーにさらに近づき、触れ合えるいい場だと思う」とコメントを寄せた。
映画シリーズの大ヒットとカットニスの壮大な旅を祝した展覧会。劇中でキャストが実際に使用した衣装や小道具が展示されるほか、撮影セットも再現され、作品の舞台となる独裁国家パナムの世界観を体験できる。会場内は、カットニスの故郷「第12地区」や、反乱軍の拠点となる「第13地区」など7つのエリアで構成され、スタントコーディネーターからカットニスの戦闘法を習ったり、グリーンスクリーンでの撮影を疑似体験できるコーナーも設けられる。
カットニスが身にまとった炎の少女のドレスや戦闘服、シリーズを通して重要なモチーフとして描かれる鳥“マネシカケス”のピンなどを見て回ったローレンスは、「個人的に取っておきたいアイテムがたくさんあったわ」と興奮ぎみ。撮影で使用した弓を見つけ、「あの弓であごを打って、その勢いで後ろに吹き飛ばされたのよね」と思い出に浸ると、ハッチャーソンも「本物みたいな戦闘馬車に乗って撮影したんだけど、実は僕らの足元に人が隠れていて、見えないように操縦していたんだ」と裏話を披露した。
映画を製作したサミット・エンタテインメント=ライオンズ・ゲート社によれば、入場券の売り上げは、過去にディスカバリー・タイムズスクエアで行われた映画関連のイベントのものを凌駕しているという。2016年1月3日まで同会場で開催され、2月からはサンフランシスコの歴史的建造物パレス・オブ・ファイン・アーツの展示ホールで開催される。
シリーズ第3弾「ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス」は現在公開中。完結編「ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション」は11月20日から全世界同時公開。