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“ゲーム嫌いのジブリ”を鈴木敏夫プロデューサーが弁解

2015年6月25日 19:20

鈴木敏夫プロデューサー「魔女の宅急便」

鈴木敏夫プロデューサー
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[映画.com ニュース] スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが6月25日、都内のバンダイナムコエンターテイメント本社で「太鼓の達人 ドドンと15周年!」発表会に出席した。

2001年にゲームセンターでサービスを開始した「太鼓の達人」シリーズ。現在は国内で4000台以上が稼働し、家庭用ゲームとしてはもちろん、スマートフォン用アプリでも1600万ダウンロードを超える人気作となっている。15周年を記念し、「ドンだー!世界一決定戦2016」の開催や、EXILE・MAKIDAI、関口メンディーによるテレビCMが展開され、ジブリがアニメーションを制作する。

ショートアニメでは、ネズミのキャラクターが「太鼓の達人」キャラクターであるどんちゃん、かっちゃんと共に登場するというもの。構成・作画を「魔女の宅急便」「崖の上のポニョ」で作画監督を務めたベテランアニメーターの近藤勝也が担当した。筆によって描かれた温かみのあるキャラクターがコミカルに動き、太鼓のリズムに合わせ徐々に盛り上がっていく様子が生き生きと表現される。映像は公式サイト(http://taiko-ch.net/)やゲームの中でも使用され、テレビCMでの放送も予定されている。

この映像の“仕掛け人”である鵜之澤伸氏とは「腐れ縁」だという鈴木プロデューサー。これまでゲーム業界に進出することのなかったジブリだが、制作を快諾した理由を「音楽に関して、色んなところから『使いたい』と言われるんですけど、全部お断りしていたんですよ。でも(鵜之澤が)この顔で登場したでしょう? いろいろ思い出すわけですよ」と苦笑交じりに振り返った。鵜之澤氏が「ジブリはゲーム嫌いで有名」と明かすと、会場は大盛り上がり。鈴木プロデューサーは「正確に言うと、あんまりよくわかってないんですよ。僕と宮崎駿は将棋なんぞはやるんですけど、デジタルゲームの方は何が面白いかさっぱりわからない」と弁解していた。

今回、アニメーションを手がけた近藤について、「こいつがすごい上手なんですよ。ある時『筆でアニメーションをやってみないか?』と言ったら、さすがの彼もちょっと怯えが走ったんですよ。たった30秒に4カ月くらいかかって。でも、そしたら彼が筆で動かすのに取りつかれて、『もう一度やってみたい』と言っていたんです」と制作の舞台裏を明かしていた。

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