伊藤計劃作品をアニメ映画化「Project Itoh」、3作の主人公そろうポスター完成
2015年6月18日 18:05
[映画.com ニュース] 夭逝の作家・伊藤計劃さんが残した小説をアニメ映画化する「Project Itoh」の第3作「屍者の帝国」の新ビジュアルが完成し、プロジェクトのポスタービジュアルがお披露目された。
同プロジェクトは、「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」に続く、フジテレビ系の人気深夜枠発のノイタミナムービー第2弾。2009年に死去した伊藤さんによる序文を、盟友の芥川賞作家・円城塔氏が書き継いだ「屍者の帝国」のほか、長編小説「虐殺器官」「ハーモニー」の映像化に挑む。
「屍者の帝国」の舞台は、死体をよみがえらせた屍者を使役する19世紀末のロンドン。医学生ジョン・ワトソンは、政府の秘密組織の命により、生者かのように行動する屍者を生み出す技術が記された「ヴィクターの手記」捜索に乗り出す。新ビジュアルにデザインされたワトソン、記録係の屍者フライデーは、プロジェクトのポスターにも登場。「虐殺器官」のクラヴィス・シェパード大尉、「ハーモニー」の霧慧トァンとともに、独特の世界が展開される伊藤ワールドへ誘う。
「虐殺器官」「ハーモニー」「屍者の帝国」は、10月から連続公開。ポスタービジュアルは、6月20日から全国劇場で掲出される。