若きポランスキーが記録した70年代のF1の魅力 ドキュメンタリー7月公開
2015年6月17日 19:45
[映画.com ニュース]モーターレースファンのロマン・ポランスキー監督が、1971年のモナコグランプリで過ごした週末を振り返ったドキュメンタリー「ウィークエンド・チャンピオン モンテカルロ1971」が、7月18日に劇場公開されることが決定した。
71年、ポランスキー監督は、友人でF1チャンピオンのジャッキー・スチュワートとともにモナコグランプリを訪れ、「Weekend of a Champion」として映像化。72年に第22回ベルリン国際映画祭でワールドプレミア上映されたものの、劇場公開はなくテレビ放映に留まった。しかし、2012年に倉庫で埋もれていた同作が発見され、再会したポランスキーとスチュワートが当時を語り合い、「ウィークエンド・チャンピオン モンテカルロ1971」としてよみがえった。
本作は、若き日のふたりが週末を過ごした様子をはじめ、実際にハンドルをにぎりコースを解説するスチュワートら71年当時の映像を収録。モナコ市街地を駆けめぐるF1マシン、レースに熱狂する観客など熱気が収められている。第66回カンヌ国際映画祭では、特別招待作品として上映された。
「ウィークエンド・チャンピオン モンテカルロ1971」は、7月18日から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで公開。