ピーター・ジャクソン作品で活躍の撮影監督が死去
2015年4月30日 11:45
[映画.com ニュース]ピーター・ジャクソン監督の右腕として、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズや「ホビット」シリーズなどを手がけてきた撮影監督のアンドリュー・レスニーさんが、心臓発作で死去したとエンターテインメント・ウィークリー誌が報じた。59歳だった。
オーストラリア出身のレスニーさんは、「ベイブ」(1995)と続編「ベイブ 都会へ行く」(98)で注目を集め、その後、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作と「キングコング」(05)、「ラブリーボーン」(09)、「ホビット」3部作と、ジャクソン作品を手がけている。最近では、ラッセル・クロウの監督デビュー作「The Winter Devider(原題)」(15)なども担当していた。
ジャクソン監督は、Facebook上に悼辞を掲載。「一人っ子のため、ずっと兄弟を持つことがどういうものか想像してきた」というジャクソン監督は、悲報を受け、初めてレスニーさんが自分にとっての兄弟のような存在であったことを悟ったと綴っている。