M・ミケルセン×E・グリーン「悪党に粛清を」硝煙の匂い立ち込める予告編公開

（C）2014 Zentropa Entertainments33 ApS, Denmark, Black Creek Films Limited, United Kingdom & Spier Productions (PTY), Limited, South Africa

［映画.com ニュース］「007 カジノ・ロワイヤル」で共演後、ともに国際的に活躍するマッツ・ミケルセンとエバ・グリーンが再共演する西部劇「悪党に粛清を」から、ガンアクション満載の予告編が公開された。

1870年代、元兵士のジョン（ミケルセン）は、敗戦で荒れたデンマークを離れ、新天地のアメリカでの事業を軌道に乗せ妻子を呼び寄せた。しかし、目の前で妻子が殺され、ジョンは怒りのあまり犯人を撃ち殺してしまう。運悪くその相手が一帯を仕切る悪名高いデラルー大佐の弟だったことから、殺した男の情婦で声を失った女マデリン（グリーン）も巻き込み、デラルーとの復しゅうが復しゅうを呼ぶ戦いに身を投じることになる。

予告編は、再会を喜ぶジョンを前に、妻と子が殺されてしまうシーンから始まり、埋葬される妻子を見つめるジョンと、ジョンに殺された情夫の埋葬を見守るマデリンが静かに復しゅうを誓う姿を映し出す。弟の死に激高するデラルーが戦いの火蓋を切ると、西部劇ならではの砂ぼこりにまみれた激しいガンアクションが展開され、硝煙の匂いが立ち込める映像となっている。

ミケルセンと同じデンマーク出身で、「キング・イズ・アライヴ」がカンヌ映画祭ある視点部門にも出品されたクリスチャン・レブリングがメガホンをとり、スサンネ・ビア作品も手がけるアナス・トーマス・イェンセンが、レブリング監督と共同で脚本を手がけた。

「悪党に粛清を」は、6月27日から新宿武蔵野館ほか全国公開。