菅田将暉×福田雄一監督「あけがらす」、振り切った演技が笑いを誘う予告編

2015年4月1日 15:40

(C)2015「明烏」製作委員会

［映画.com ニュース］ドラマ「アオイホノオ」「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一監督最新作「明烏　あけがらす」の予告編が、公開された。主演の菅田将暉をはじめ、城田優、若葉竜也、ムロツヨシ、佐藤二朗ら実力派キャスト陣の、振り切った演技が笑いを誘う仕上がりとなっている。

福田監督が脚本も手がけた今作は、「明烏」「品川心中」など古典落語の演目をベースに、ホストクラブで繰り広げられるシチュエーションコメディを描いた。菅田が福田監督作品初主演を果たし、そのほか吉岡里帆、柿澤勇人、松下優也、新井浩文が出演。主題歌を4人組バンド「［Alexandros］」が担当している。

ホストクラブ「明烏」の最下位ホスト・ナオキ（菅田）は、無事に借金の返済金1000万円を用意できたことを祝い、同僚と宴会を開くものの、翌日目を覚まし、夢を見ていたことに気付く。返済できなければ東京湾に沈められてしまうナオキだが、同僚も客も、周囲の人々は頼りない人たちばかりだった。

予告編では、絶体絶命のナオキの周囲にいる、まるで頼りにならないダメ人間たちを紹介。さらに、福田組常連の佐藤演じるナオキの父が「子どもが食べている途中でしょうが！」と絶叫するひと幕や、ムロ扮する店長が「去る者は追わずだ、まだいたのかとっとと行け」と言いながらも押し問答する様子が収められている。

「明烏　あけがらす」は、5月16日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開。