キャラクター史上初！　ドラえもん「合歓の広場」に手形掲出

［映画.com ニュース］　映画・演劇で活躍したスターの手形が飾られている東京・日比谷の「合歓（ねむ）の広場」に、キャラクターとして史上初めてドラえもんの手形が掲出されることが決定し3月22日、同所でセレモニーが開催された。

3月7日に劇場版35周年記念作「映画ドラえもん　のび太の宇宙英雄記（スペースヒーローズ）」が公開し、ドラえもんの長年に渡る映画界への功績が認められた。これまで同広場に手形を残してきたのは、故高倉健さん、トム・クルーズら75人の大スターで、ドラえもんは76番目。新しい手形の掲出は、昨年10月に役所広司と原田美枝子の手形が掲出されて以来約5カ月半ぶりとなる。

声優・水田わさびとともにセレモニーに出席したドラえもんは、「全てのパーツがまん丸でとっても可愛いよ！」と自画自賛。シルベスター・スタローンの手形の横に設置された自らの手形を見て、「スーパースターの仲間入りです！　嬉しい！」と興奮しきりだった。

今回はドラえもんの“手”の感じを出すため、漫画にも登場する“親指らしきもの”を作っているほか、一緒に型押しされているドラえもんの顔の瞳の形を、原作者の藤子・F・不二雄氏の横顔のシルエットにするなど遊び心満載の手形版となった。

また、この日は“ドラえもん大好き芸人”としてしられるお笑いコンビ「サバンナ」の高橋茂雄も花束プレゼンターとして登場。「どの世代の人にも愛されて、世界中の人に愛されているドラえもんの手形がこのメンバーの中に入るのは当然のことだと思う。おめでとうございます！」と祝辞を述べ、「この式典が終わったら写真撮ってもらってもいい？」と興奮しきりで、会場の笑いを誘っていた。