「サムライフ」長野・上田で先行上映!三浦貴大、松岡茉優らが上田愛を告白
2015年2月11日 13:30
[映画.com ニュース] 三浦貴大主演の映画「サムライフ」がこのほ、舞台である長野県で先行上映され、三浦をはじめ松岡茉優、加治将樹、柾木玲弥、山本涼介といった若手俳優陣と、原作者の長岡秀貴氏、森谷雄監督がTOHOシネマズ上田での舞台挨拶に立った。
「サムライフ」は、長野県上田市出身の元高等学校教員だった長岡氏が、認定NPO法人「侍学園スクオーラ・今人(いまじん)」を設立するまでを記した同名自伝をもとに、学校づくりに情熱を注いだ若者たちの奮闘を描く。上田市が舞台の作品でオールロケを敢行したのは同作が初だそうで、登壇陣は満場の客席を前に“上田愛”を爆発させていた。
全財産725円から夢をスタートさせた主人公・ナガオカ役の三浦は、「上田に帰ってきましたよ! 第二の故郷のように感じている大好きな町・上田市の皆さんに、ようやく見ていただくことができて本当にうれしいです」と挨拶。元教え子・ユミを好演した松岡も、「上田にみんなで来て1年前の撮影時に戻った感覚になりました」と懐かしがり、「映画には人の絆や、あきらめない気持ちの大切さが詰まっています。映画を見てくれたみなさんが、『どんな状況でも、もう一歩頑張ろう』と思ってくれるとうれしいです」と感慨深げに語っていた。
一方、役作りのため体重を20キロ増やした加治は、鑑賞後の観客に「今の僕を見て『小っちゃくない!?』とびっくりしましたか?」とジョークを飛ばし笑いを誘った。さらに柾木が「この作品から、主人公のように『夢があるなら常に考えて、それを表現すること』の大切さを教えてもらいました」と話せば、山本も「725円から学校を作った人が本当にいるんです。死ぬ気で頑張れば何でもできる。迷っている人の背中をそっと押してくれる作品になっていると思います」とアピールにつとめていた。
映画「サムライフ」には、ほかに大杉漣、渡辺大、きたろう、マキタスポーツらが出演。2月28日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。