ポン・ジュノが初プロデュース、JYJユチョン出演作「海にかかる霧」ポスター&場面写真公開
2015年2月6日 07:15
[映画.com ニュース]鬼才ポン・ジュノの初プロデュース作で、「JYJ」のパク・ユチョンが本格的映画デビューを果たしたサスペンス「海にかかる霧」のポスター画像と新たな場面写真が公開された。
2003年の韓国興行収入第1位を記録したポン・ジュノの代表作「殺人の追憶」の脚本を担当したシム・ソンボの初監督作。2001年に実際に起こった「テチャン号事件」をベースにした舞台「海霧(ヘム)」を映画化した作品で、「チェイサー」「哀しき獣」のキム・ユンソクがユチョンとダブル主演した。本国で大ヒットを記録し、2015年米アカデミー賞外国語映画賞の韓国代表にも選出された。
不況下にあえぐ漁村の男たちが一発逆転の大漁を夢見て沖に出るが、成果はなく、追い詰められた船長は中国からの密航者を乗船させる、という闇ルートの仕事を引き受ける。簡単に見えた計画は、海上警察の捜査や悪天候に阻まれ、思いもよらぬ事態に陥っていく。
ポスターは、激しく降りそそぐ雨と吹きすさぶ強風の中、手を取り合おうとする2人の人物に焦点を当て、荒れ狂う海上で起きた緊張感あふれるシーンを切り取ったデザイン。合わせて公開された場面写真でも、男たちが直面する厳しい状況をうかがい知ることができる。
「海にかかる霧」は4月17日、TOHOシネマズ新宿ほか全国公開。