チョン・ウソンの愛欲サスペンス「愛のタリオ」刺激的な本編映像公開

2015年2月4日 15:10

［映画.com ニュース］　韓国の人気俳優チョン・ウソン主演最新作「愛のタリオ」から、刺激的な本編映像が公開された。同作は、韓国で19禁のレイティングがついた愛欲サスペンスで、日本でもR18＋指定で上映される。チョンは教え子と不倫関係を持つ大学教授ハッキュを演じ、映像は、2人きりで酒を酌み交わすハッキュとドクの会話から始まる。ドクを見つめるハッキュと、ハッキュへの恋心を隠せずにいるドクの駆け引きのシーンが収められている。

ソウルの大学で不祥事に巻き込まれ片田舎へ講師としてやってきたハッキュは、純朴な少女ドク（イ・ソム）と出会う。2人は激しく求め合うようになるが、ハッキュはソウルの大学への復職が決まると、あっさりとドクを捨ててしまう。8年後、病気で視力を失いつつあるハッキュの前に、セジョンと名を変えたドクが現れ、ハッキュを破滅に導こうとする。全てを手中に収めたかの様に見えたドクだったが、物語は思わぬ方向に転がり始める。

チョンは後のインタビューで「ハッキュがドクに抱く感情は複合的。イキイキとした若い女性が近づいてくることが可愛いかったり、遠ざけたいのに近づいてくるから好奇心も生じる」と説明している。一方、メガホンをとったイム・ピルソン監督は、「とても官能的な瞬間もありますが、この映画は愛の全ての感情を体験できる深く暗い愛の寓（ぐう）話です。独特なラブストーリーを日本の観客の皆さんにも共感していただけたら、監督としても、とてもうれしいです」と2人の複雑な愛の形への理解と共感を求めている。

「愛のタリオ」は2015年2月7日からシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国で順次公開。