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山崎貴監督が明かす「寄生獣」主演・染谷将太の成長ぶり

2015年1月1日 06:00

染谷将太について語る山崎貴監督「寄生獣」

染谷将太について語る山崎貴監督
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[映画.com ニュース] 岩明均氏の伝説的漫画を山崎貴監督が2部作で映画化する前編「寄生獣」が、昨年11月29日に全国418スクリーンで公開され、既に観客動員100万人を突破するなど、劇場を賑わせている。メガホンをとった山崎監督が、この大作で主演を務めた染谷将太の成長ぶりを映画.comに語った。

山崎監督と染谷は、「ALWAYS 三丁目の夕日’64」「永遠の0」、さらに「寄生獣」の主題歌も手がけた「BUMP OF CHICKEN」の楽曲をもとに製作されたショートムービー「Good Luck」と3度にわたりタッグを組んでいる。今作の製作が決まった際も“主演・染谷”を推薦するなど、その実力については以前から太鼓判を押していた。

「『寄生獣』に主演したことで、ちゃんと(作品を)背負うようになってきたなあと感じています。染谷がプロモーションでいろいろな番組に出ているのは見ていましたし、(主演としての)自覚が出ているような気がします」。

山崎監督のこの言葉からは、4度目のタッグだからこそ感じることのできた染谷の俳優としてはもちろん、人間的な成長を指摘する。「染谷の今までの立ち位置って、意外と気楽だったはずなんですよ。主演経験は豊富だけど今回ほどのビッグバジェットではなかったし、そうじゃない時はふらっと映画の世界へ行って、暴れて帰って来るみたいな役割が多かったじゃないですか。もちろん、本人のスキルとかいろいろ難しい部分はあるけれど、やっていて一番楽しい部分でもあるかもしれない」。しかし、「寄生獣」ではこれまでとは勝手が違った。

「今回は大きなバジェットの作品で主演を、しかも2部構成でやらなくちゃならない。役者として生きていくうえでの自覚というか、今までは求められていなかったことを求められている。プロフェッショナルとして、お芝居がきちんとできればいい、ということだけではない現実に直面したわけです。日本のシステムのなかでプロフェッショナルとしてやっていくには、こういう事も必要なんだと必死に応えられたのはすごく良かったと僕は思います」。

22歳の染谷に対し、山崎監督はどこまでも大人として接しているが、“主演としての自覚”を説くのは、「寄生獣」2部作として座長を務めあげた染谷の将来を見据えているからこその親心ともいえる。

「主演として作品を背負い、プロモーションに積極的に参加するというのは、メインの演技をするという仕事に対しても悪い影響は及ぼさないと思うんですよ。そういうことに染まっていくやつでもないですし。これで頻繁にバラエティに呼ばれるようになっちゃいましたってなったら、それは違うんじゃないかと思うけど(笑)。僕の作品じゃなくても、作品を『背負える、背負えない』っていう要素は意外とキャスティングにも影響しがちなんですよ。オファーがあった作品に出るか出ないかを選ぶのは本人だけど、それ以前に来るはずだったものが来なくなっちゃう可能性だってあるわけです。だから一生懸命、苦手なりに頑張っていていいなと思いましたね」。

銀幕デビューから既に10年以上が経過した染谷は、映画出演本数も50本を突破している。2015年も主演作「さよなら歌舞伎町」を皮切りに、「ストレイヤーズ・クロニクル」「先生と迷い猫」「バクマン。」などの公開が控えている。そして、4月25日にはついに「寄生獣 完結編」が封切られる。その頃には、染谷はもちろん山崎監督をはじめ他キャストがあらゆるメディアでプロモーションに取り組んでいるはずだ。

「染谷はこれまで、自分が出ていってもそんなに喜ばれないだろうって思っていたのかもしれないですね。ただ、『寄生獣』で1000本ノックを受けて、いろんなメディアに出ていくなかで、勘のいい俳優だからつかんでいったんじゃないかな。とはいえ、あんまりペラペラしゃべる人にもなってほしくはないですよね。バラエティ慣れしてほしくはないし、“珍獣”のままでいてほしいんですよ(笑)」。

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