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初のトルコ映画祭が開催 世界が注目の新鋭監督と評論家が来日

2014年12月20日 06:00

「トルコ映画祭2014」が開催「二つのロザリオ」

「トルコ映画祭2014」が開催
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[映画.com ニュース]トルコ映画公開100年を記念し、本邦初の「トルコ映画祭2014」が12月19日、ユナイテッドシネマ豊洲で開催された。ロッテルダム映画祭最優秀作品賞受賞作「はかない期待」のマハムート・ファズル・ジョシュクン監督、映画評論家のイフサン・ヌールッラー・カービル氏、アリ・ムラト・ギュベン氏が来日し、トルコ映画の歴史を語った。

「はかない期待」は、2009年の東京国際映画祭で「二つのロザリオ」の邦題で上映されており、この日行われたパネルディスカッションには東京国際映画祭プログラミングディレクターの矢田部吉彦氏、石坂健治氏も出席した。

カービル氏によると、ロシア軍がイスタンブールを占領して建てたキリスト教の追悼碑を、1914年に若いトルコ人将校が爆破した記録映画が同国初の映画で、その後40年代から2000年代までのトルコ映画の変遷を説明する。ギュベン氏の調査によると、トルコでは100年でおよそ7500本の作品が製作されたそう。初代大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルク以降は検閲制度が始まり、2004年まで政府が映画製作者を援助することはなかった。

厳しい環境が皮肉にも製作者のクリエイティビティを高め、「ドラキュラ、イスタンブールに現る」というホラー映画では、犬の歯をドラキュラの歯にかぶせ、世界で初めてドラキュラ=とがった歯のイメージをつくりあげた。フランシス・フォード・コッポラの映画「ドラキュラ」(92)も同作から影響を受けたと語る。「この100年は映画界の英雄たちの年です。経済的、技術的貧困の中にあり、検閲があるにもかかわらず様々な分野で闘いながら製作を続ける、あらゆる賞賛に値する監督がわが国にはいます」とギュベン氏はトルコの映画人を褒め称えた。

東京国際映画祭では石坂、矢田部両氏がプログラミングディレクターに就任した2007年以降、25本のトルコ映画を紹介している。石坂氏は「映画祭でトルコ映画は人気で、(劇場)公開するのが次のステップ。より広くトルコ映画を知ってほしい」と語る。また、2015年には田中光敏監督による軍艦エルトゥールル号遭難事件を題材にした日本・トルコ合作映画「エルトゥールル(仮題)」が劇場公開される予定で、「東京国際映画祭もトルコ映画紹介の一役を担いたい」と日本とトルコの映画を通じた友好を誓った。

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