「HKT48」結成から3年間を高密度に 「DOCUMENTARY of HKT48」2015年公開
2014年11月26日 23:10
[映画.com ニュース] 福岡・博多を拠点とする人気アイドルグループ「HKT48」の結成から3年間に密着したドキュメンタリー映画「DOCUMENTARY of HKT48(仮題)」が製作され、2015年に公開されることがわかった。11月22日に行われた、HKT48劇場3周年記念特別公演でサプライズ発表された。
HKT48は、名古屋の「SKE48」、大阪の「NMB48」に続き、国内3番目の「AKB48」姉妹グループとして2011年冬、博多に誕生。デビューから3年の間に九州7県ツアーや4大アリーナツアーも成功させ、全国を巡るライブを展開する一方、テレビやグラビアでも活躍。13年3月に発売された1stシングル「スキ!スキ!スキップ!」から今年9月の4thシングル「控えめI love you !」まで、デビューから4作連続でオリコン初登場首位という、女性アーティストで新記録を樹立し、勢いに乗っている。
デビュー当時のメンバー平均年齢は13.8歳で、姉妹グループの中で最も若いグループとしてファンの注目を集めたが、その半年後の12年6月、AKB48選抜メンバーの常連で、同年の選抜総選挙では4位まで上り詰めた指原莉乃が電撃移籍。世間の耳目を一斉に集めた。
映画は、生え抜きのHKT48一期生メンバーの中に、四面楚歌な状態でやってきた指原が、いかにして現在のHKT48を牽引するまでに至ったのか、その裏側を明らかにするほか、「HKT48のライブが楽しい」と言われている理由や、「なこみく」コンビとしてファンやメンバーからも人気を博している中学生コンビ・矢吹奈子&田中美久の日常など、グループの知られざる裏側を映し出す。
AKB48姉妹グループの単独ドキュメンタリー映画は、SKE48とNMB48も15年に公開されることが決まっているが、SKE48やNMB48に比べ歴史の短いHKT48は、「長さではなく密度で勝負」としている。2015年公開。