「プリキュア」10周年記念作公開に藩めぐみら声優陣も感慨深げ
2014年10月11日 13:25
[映画.com ニュース] 人気アニメ「映画ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ」が10月11日、全国210スクリーンで封切られた。テレビアニメの放送開始10周年の節目で、映画は第17作となる。潘めぐみ、北川里奈、松井菜桜子、小堀幸、山本匠馬の主要キャラクターの声優は、東京・新宿バルト9で舞台挨拶に立った。
今春の「映画プリキュアオールスターズ New Stage3」にも登場したが、ハピネスチャージプリキュア単独では初の映画化となり、潘は「春は先輩たちに支えられていたけれど、(放送中のテレビシリーズを含め)9カ月間、一緒に収録してきた皆と初日を迎えられ、うれしい気持ちでいっぱい」と笑顔。松井も、「皆の心がひとつにまとまって、後半に向け頑張っていこうという時に劇場版の話があった」と感慨深げだ。
それだけにアフレコもいつもとは違った緊張感があったそうで、北川は「和やかだったけれど、胸にグッと突き刺さるシーンがあって、完成した作品はもっともっと素敵になるんだろうなと思った」と手応えがあった様子。潘も、「かわいい表情のひとつひとつが細やかに描かれ、違った形でひと回りもふた回りも成長でき、貴重な経験になりました」と振り返った。
声優陣は10周年を記念し、昨日から首都圏で計10回の舞台挨拶を敢行。潘は、「人に思いを伝え、人の思いを知り何ができるのかを考えさせられる、プリキュアがそういう存在であればうれしい。皆さんの大切なものを見つけにきてください」と訴えていた。
「ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ」は、プリキュアたちが謎の男ブラックファングの侵略を受けた人形たちの楽園・ドール王国を守るために戦う姿を描く。