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妻夫木聡&亀梨和也、バンクーバー熱烈歓迎にホロリ「生きてて良かった」

2014年10月1日 05:00

バンクーバー国際映画祭に参加した妻夫木聡と石井裕也監督「バンクーバーの朝日」

バンクーバー国際映画祭に参加した妻夫木聡と石井裕也監督
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[映画.com ニュース]俳優の妻夫木聡亀梨和也が9月29日(現地時間)、カナダで開催されている第33回バンクーバー国際映画祭の特別招待作品(ガラ・プレゼンテーション)部門に出品された「バンクーバーの朝日」の公式上映に出席し、熱烈な大歓迎を受けた。妻夫木は、「この作品をやって良かったというのを通り越して、生きてて良かったと思っている」と語り、上映中の観客の反応に思わず涙を流したことを明かした。

同作は、戦前のカナダ・バンクーバーで、差別や貧困の中にあってもフェアプレーの精神でひたむきに戦い抜き、日系移民に勇気や誇り、希望を与え、白人社会からも賞賛と人気を勝ち得た実在の野球チーム「バンクーバー朝日」の実際の記録をもとに、戦前の日系移民たちのドラマを描いているだけに、チケットは発売から2日間で完売。この日は、The Centre In Vancouver For The Performing Artsの客席を約1800人のファンが埋め尽くし、上映前に同館前で行われたレッドカーペットイベントにも約1000人が駆けつけた。開場6時間前から友人2人と並んだというバンクーバー在住の女性は、「妻夫木さんのファンなんです。カナダ人の夫が大河ドラマ(『天地人』)にはまったことがきっかけで、私も大ファンになってしまいました」と興奮を隠し切れない様子だ。

主人公・レジー笠原に扮した妻夫木は、「僕らの生まれた日本は平和で、いろんな娯楽があるし選択肢もある。ただ、当時は生きるのに必死で、希望は“朝日”だけだったのでしょうね。撮影時の僕は役を演じたというより、1日1日をレジーとして生きていました」と真摯な面持ち。そして、日系移民に対する差別にも触れられているため「心のどこかで不安もありました。ただ、魂を込めて仕上げたし、自分も傑作が完成したと思ってこちらへ来ました」と明かし、自信のほどをうかがわせた。

一方の亀梨は、病床に伏す母の看病をしながら漁業に従事する朝日のエースという難役に挑んだ。舞台挨拶では、「この場に立てて本当に興奮している」と英語で語ると、ファンのボルテージは最高潮に。上映直後は目元を赤くしていたが、「この地で作品を見れたこと、それもバンクーバーの方々と一緒にっていうのが、すごく幸せでしたね。ここでいろいろなことが、さらに色濃くつながっていきました」と穏やかな口調で振り返った。

またこの日は、ブリティッシュコロンビア州に残るただひとりの「バンクーバー朝日」OBで、カムループス在住のケイ上西功一さんも登壇。妻夫木と亀梨の野球のプレイシーンについては、「よくできました。まあまあ、上手でしたよ」とほほ笑んだ。そして、「私たちはバント、盗塁、スクイズで勝っていましたからね」と述懐。客席でケイさんを見守っていた妻のフローレンス上西さんと娘のジョイス・シモクラさんも、「日系移民の古い歴史を初めて映画化してくださり、すごく嬉しいし感無量です」と目を輝かせていた。

石井裕也監督にとって同映画祭は、長編第1作「剥き出しにっぽん」(2007)をはじめ、「川の底からこんにちは」(10)、「ハラがコレなんで」(11)、「舟を編む」(13)の4作が、最新のアジア映画を紹介する「ドラゴン&タイガー部門」に出品されており、今回が5度目の参加となる。自分が生まれる前の時代を描いているが「分からないからこそ面白い」ときっぱり。それでも、「被害者面だけはしないようにと気をつけました。どれだけ頑張ったかではなく、どれだけ強い気持ちをもって生きたかを描こうと思ったのです」とこだわりを明かした。

バンクーバーの朝日」は、12月20日から全国で公開。

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