大ヒットドキュメンタリー「うまれる」第2章 樹木希林ナレーションの予告編公開
2014年8月21日 09:20
[映画.com ニュース]生命の誕生を見つめ、様々な人生の選択とそこから生まれるドラマを追い、40万人以上を動員した感動のドキュメンタリー「うまれる」から4年、第2章となる「うまれる ずっと、いっしょ。」の11月公開が決定し、このほど予告編とポスター画像がお披露目された。
今作もウェブサイトを通じて出演者の募集を行い、撮影を進めるという、前作と同じ過程を経て製作された。前作では、“出産”“死産”“不妊”“障害を持つ子の誕生と子育て”を経験する4家族がメインで登場したが、今回は、“最愛の妻を失った夫”“血の繋がりがない父と息子”、そして前作から続き “重篤な障害を持つ子を育てる夫婦”の3家族が登場。さらにテーマを深め、「家族とは何か」を問いかける。樹木希林がナレーションを務め、豪田トモ監督とメインスタッフが再結集した。
柔らかく慈愛に満ちた樹木のナレーションで始まる予告編は、3家族の中にあるそれぞれの“生と死”“家族の在りよう”を映し出し、前作にも登場した、染色体の障害を持つ2歳の虎ちゃんの元気な姿も確認できる。「家族って何でしょう」と問いかける樹木の言葉が心に響くエモーショナルな仕上がりだ。
公開決定にあたり樹木は「家族とは、大変な時も、歓びの時もある。人間はそういうものですが、問題を抱えながら生き続けていくものだと思います。本作にはたくさんのメッセージがつまっています。観る人には、それを『心で』感じて欲しいと思います」とコメントを寄せている。
「うまれる ずっと、いっしょ。」は11月シネスイッチ銀座ほか全国順次公開。