安藤桃子監督「0.5ミリ」予告編公開! 実妹・安藤サクラが“おしかけヘルパー”を熱演
2014年8月13日 16:00
[映画.com ニュース] デビュー作「カケラ」で脚光を浴びた安藤桃子監督が、自身の介護経験から発想を得て書き下ろした小説を映画化する最新作「0.5ミリ」の予告編が、このほど完成。主役の安藤サクラが型破りな“おしかけヘルパー”を熱演している様子が公開された。本作は監督・桃子、主演・サクラの初姉妹タッグに注目が集まっている。
ある事件に巻き込まれ、仕事を失ったホームヘルパーのサワ(安藤サクラ)は、家に押しかけ勝手に介護する“おしかけヘルパー”を始める。初めは警戒していた老人たちだったが、全身全霊でぶつかってくるサワに突き動かされ、次第に心を開いていく。社会問題である介護をキーワードに、“生きること”“人生を全うすること”の意味を描く。ほか、共演には柄本明、坂田利夫、草笛光子、津川雅彦らを迎え、豪華出演陣が集結した。
予告編は、山岸サワが介護する老人宅で大事故を起こし、職を失ってしまうところからスタートする。サクラは天真爛漫で破天荒な主人公サワを好演し、時に熱意をむき出しにする迫真の演技が収められている。さらに自転車のタイヤに悪戯する坂田や、エロ本を万引きする津川らベテラン俳優陣が、ユニークな存在感で作品を彩っている。
「0.5ミリ」は、11 月から有楽町スバル座を皮切りに全国で順次公開。