カンバーバッチ主演の日本未公開ウィキリークス映画、オンデマンド配信決定！

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［映画.com ニュース］　世界中で人気沸騰中の英俳優ベネディクト・カンバーバッチの主演作ながら日本では劇場公開されなかった「フィフス・エステート　世界から狙われた男」が、7月16日からオンデマンドで配信されることが決定し、予告編が公開された。

カンバーバッチが内部告発ウェブサイト、ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジに扮し、アサンジの魅力にとらわれていった仲間たちが自らの危険を冒しながら、“リーク”という武器のみで国家権力の不正に立ち向かう姿をスリリングに描いたサスペンス。プラチナブロンドの髪型だけでなく、言動や物腰の細部に至るまでアサンジになりきったカンバーバッチの演技が話題を呼んだ。

実話をもとにした本作でメガホンをとったのは、「ドリームガールズ」のビル・コンドン監督。アサンジの右腕ダニエル・ベルク役を「ラッシュ プライドと友情」の実力派俳優ダニエル・ブリュールが演じたほか、敵対する国務省の事務官として「キャプテン・アメリカ　ウィンター・ソルジャー」でファルコンを演じたアンソニー・マッキー、英ガーディアン紙の記者として「ハリー・ポッター」シリーズでおなじみのデビッド・シューリスが共演した。

予告編では、ウィキリークスによって次々と隠ぺい事実が暴かれることで世界に変化がもたらされる一方、何百万人もの情報提供者の命が危険にさらされるという恐ろしい事態が引き起こされるさまが映し出される。アサンジの行動は正義のジャーナリズムか、史上最悪の情報テロか、見る者に問いかける映像となっている。

「フィフス・エステート　世界から狙われた男」は、7月16日からiTunes、Amazonインスタント・ビデオ、Google Playなどオンデマンドサービスで先行配信。ブルーレイ＆DVDは今冬発売予定。