「超高速!参勤交代」公開10日間で動員50万人“高速”突破のスマッシュヒット
2014年7月1日 20:10
[映画.com ニュース] 俳優の佐々木蔵之介が7月1日、東京・新宿ピカデリーで行われた主演作「超高速!参勤交代」(本木克英監督)のヒット御礼舞台挨拶にサプライズ登場した。
幕府から「5日以内に参勤交代せよ」と無理難題を突き付けられた弱小貧乏藩・湯長谷藩が、奇想天外な作戦でミッションに挑むコメディ時代劇。6月21日に全国252スクリーンで封切られ、国内興行ランキングで「アナと雪の女王」に次ぎ、2週連続で第2位をキープ。6月30日現在で観客動員52万人、興行収入6億3239万4000円を記録している。
舞台挨拶にはお笑いコンビ「ますだおかだ」の増田英彦と岡田圭右が同席。佐々木と増田のふたりは、サラリーマン時代に勤務した広告代理店の“同期”で「昔から情に厚い男。応援に来てくれるなんて、めちゃめちゃうれしい」(佐々木)、「あの平社員が殿になった。次は社長ですね」(増田)と再会を喜び合った。
入社から9カ月という“超高速”で退社したという増田は、その後漫才コンビとして大ブレイクし、「新人賞は取るは、M-1でグランプリになるわ、すげえなと思っていた」(佐々木)。その佐々木も退社し、現在は俳優として幅広く活躍しており、岡田は「こっちがリードしていたのに……。追い越し車線に入ってくるのが早い」と嘆き節。増田が「ホンマの相方はこっち。これからは“ますだささき”でやっていく」と宣言すると、佐々木もまんざらではない表情だった。