ヒロインを導く戦士に迫る「ダイバージェント」特別映像公開!
2014年6月30日 11:00
[映画.com ニュース] 全世界での興行収入が2億6000万ドルを突破し、早くも4部作のシリーズ化が決定しているSFアクション「ダイバージェント」の特別映像が、このほど公開された。シャイリーン・ウッドリー扮する主人公トリスの教官として、彼女を守り、導いていく戦士フォー役の英国俳優テオ・ジェームズの魅力に迫る内容となっている。
ジェームズは、1984年生まれの29歳。ウッディ・アレン監督作「恋のロンドン狂騒曲」で映画デビューし、「アンダーワールド 覚醒」で注目を集めた。今作で演じたフォーは、たくましく端正な容姿はもちろん、内面的な強さと優しさを持ち合わせた理想的な男性像ともいうべきキャラクター。特別映像では、「とてもミステリアスな役で、目的や正体がわからない」(ジェームズ)、「完璧な戦士。人には言えない秘密を抱えている。とても用心深くて、人を寄せ付けようとしない」(ニール・バーガー監督)と、ミステリアスな魅力についても語られている。
世界ベストセラー化した原作で高い人気を誇るフォーだが、原作者のベロニカ・ロスは、「カメラテストでシャイリーンとの2ショットを見て、心が躍ったわ」とジェームズの演技を絶賛。ウッドリーも「テオの反応のよさはすごい。彼に理解力は卓越していて、役の上でもタフだけど、実際の彼もとっても強いの」と熱く語っている。
さらには、スタント監修のギャレット・ウォレンが「テオはすべての格闘シーンを自らこなし、スタントマンを使わなかった」と裏話を披露。「彼に(スタントの)クレジットを相当持って行かれた」と話す格闘シーンのリハーサルや撮影風景なども、同映像で確認することができる。
「ダイバージェント」は、たった1度の性格診断によって帰属する共同体が決定づけられる近未来を舞台に、5つの共同体のどこにも属さない“異端者(ダイバージェント)”として覚醒する少女のサバイバルを描く。7月11日から全国公開。