入江甚儀、肉体改造は「クリスチャン・ベールをイメージ」

［映画.com ニュース］　若手俳優の入江甚儀が6月8日、「入江甚儀写真集 0 -ZERO-」の発売を記念し、都内の書店で握手会を行った。入江は、「ひとつの色にとらわれたくない。0だったら、1にも100にもなれる可能性がある。これをスタートに俳優としてもっと成長していきたい」とタイトルに込めた意味を語った。

これまでのあどけなさを一蹴し、数年かけて鍛え上げた肉体美をさらけ出した大胆なカットを多数収録。フルヌードにも挑戦したが、「抵抗はなかった。恥ずかしい気持ちは少しあったけど、ここで踏み込まなかったらこの先も踏み込んでいけない。生意気な言い方かもしれないけれど、異彩を放つような、今までにない写真集にしたかった」と決意を表した。

所属事務所・研音の仲間とともに切磋琢磨し合い、見事な肉体改造を成功させた入江。美しいカットを撮るためには努力を惜しまず、「上半身を脱ぐカットが多いのはわかっていたので、筋トレでさらに追い込みをかけ、スタジオの時は直前までジムでパンプアップしてから撮影に臨んでいた」と万全な体勢だった。

公開中の映画「キカイダー REBOOT」では主人公のキカイダー／ジロー役を熱演しているが、「『バットマン』のクリスチャン・ベールをイメージして肉体改造していた。彼は役によって筋肉をつけたり痩せたりとてもストイックな俳優。僕もヒーローをやったばかりだけど、この肉体を活かしたアクションにもっと挑戦してみたい」と意気込みを語った。

「入江甚儀写真集 0 -ZERO-」は発売中。主演映画「キカイダー REBOOT」は全国で公開中。