ヒュー・ジャックマン、剛力彩芽のために「X-MEN」次作は「ミュージカルに！」

2014年5月27日 20:30

［映画.com ニュース］豪俳優ヒュー・ジャックマンが5月27日、主演映画「X-MEN フューチャー＆パスト」のプロモーションのため来日し、日本語吹き替え版の声優を務める剛力彩芽とともに、都内で行われたプレミアイベントに出席した。

ジャックマンはこの日、千葉・成田国際空港に到着後、ヘリコプターで都内に駆けつけた。会場に詰めかけた約700人のファン、約160人の報道陣に対し、「コンニチハ！」と日本語で挨拶。さらに、まもなく開幕するサッカーワールドカップに触れ「決勝は日本とオーストラリアになるといいんだけど」と語り、親日家ぶりを披露した。

剛力は、ジェニファー・ローレンスが演じた青い肌を持ち、変幻自在にあらゆる人間へと変身できるミスティークの吹き替えを担当。「すごく緊張しています」と語ると、ジャックマンはジョークを交えながら緊張をほぐそうとするなど、気遣いをみせた。また、ハリウッド進出を「ひとつの目標です」と語る剛力に対し、ジャックマンは「あなたがハリウッドに行くのではなく、ハリウッドがあなたのところに来ますよ！　歌も踊りもできるなら、次の『X-MEN』はミュージカルにしましょう」とリップサービスした。今作についても「14年やってきて、今回は最高の作品！」と断言し、ファンに向かって何度も「アリガトウゴザイマス！」と繰り返していた。

なお、先日起こったAKB48の握手会でのメンバーへの襲撃事件を受け、この日は従来の2倍の警備員が配備されたほか、ジャックマン演じるウルヴァリンの特徴である長く鋭い爪のグッズなどの会場への持ち込みが制限された。映画は、2000年からスタートしたマーベルコミック「X-MEN」シリーズの最新作で、主要キャストが結集した本作。タイトル通り未来と過去の2つの時代を舞台に、人類滅亡の危機を回避すべくミュータントたちが戦いを繰り広げる。

「X-MEN フューチャー＆パスト」は5月30日から公開。