サム・メンデス監督「007」シリーズ続投の理由を説明
2014年5月7日 12:25
[映画.com ニュース] 「007 スカイフォール」に続き、シリーズ最新作「Bond 24(仮題)」でメガホンをとることになったサム・メンデス監督が、その理由を説明した。
米インタビュー番組「チャーリー・ローズ・ショー」に出演したメンデス監督は、続投を決め得た最大の理由を「いくつものストーリーが未完成だと感じた」からだと説明。さらに、「(『スカイフォール』で)新しいMや、新しいマネーペニー、新しいQを登場させた。彼らの物語の続きがあるように感じたんだ」と話している。
「007」シリーズを手がけるイオン・プロダクションは、歴代No.1のヒットとなった「007 スカイフォール」の続編を「Bond 24(仮題)」「Bond 25(仮題)」の2部作として企画。早急のクランクインを目指したことから、メンデス監督は続投要請を断った経緯がある。
しかし、イオン側がメンデス監督のスケジュールに合わせてクランクイン時期を調整し、2部作として製作する計画を中止にしたことで、復帰を決めたという。「Bond 24(仮題)」は、これまで通り単独の作品として機能するが、「007 スカイフォール」の後編としての位置づけとなっているという。なお、同作は2015年10月23日にイギリスで封切られる。