山本美月×及川光博ら、片桐はいり＆向井理共演作に結集！

「映画　怪物くん」「劇場版 TIGER & BUNNY」シリーズなどを手がけ、人気脚本家として活躍している西田征史が初めてメガホンをとり、自らの同名著書を映画化。ふたりきりの生活を送ってきた不器用な姉弟が、誤配達による1通の手紙が届いたことから、それぞれの恋と人生に踏み出す。片桐と向井は昨年、西田監督が演出した同名舞台で共演しており、映画版でも再タッグを組む。

恋に奥手で失恋の痛手から抜け出せない弟・小野寺進（向井）、こだわりが強く生命力の強い姉・より子（片桐）。山本と及川は、姉弟がひかれ心を通わせていく相手を演じる。「桐島、部活やめるってよ」「黒執事」と話題作への出演が続く山本は、「ふわふわした女の子らしい役」「普段の自分とは違う理想の女の子像に近い感じ」に初挑戦。そして、「現場の空気もとてもアットホームで、監督、向井さん、片桐さん含めて皆さんに優しくしていただいて撮影もあっという間でした」と振り返った。

営業マン役に挑んだ及川は「不器用で、おそらく天然キャラ」と役どころを分析。「監督の細やかな演出のもと、ふんわりとした作品世界に存在できて楽しかったです。片桐さんが演じるより子と心を通わせる、その“ぎこちなさ”や“まどろっこしさ”を、あたたかい目で見ていただけたら幸いです。いままでにない役どころでしたので、大変勉強になりました！」と語った。

ムロは舞台「泥棒役者」、寿は「TIGER & BUNNY」の声優で、西田作品に参加している。今回、姉弟のキーパーソンとして登場することになり、「ここに一緒にいれることを、そりゃもう嬉しく嬉しくです。たまに酒飲んでた向井理とも初共演。親友役ですよ。向井くん。僕は親友できてましたか？向井くん、西田監督。さ、観たい映画ができました」（ムロ）、「もともと西田監督とは、アニメの作品でご一緒させてもらっていたので、映画の現場では今まで見たことのない表情を見ることが出来て、とても新鮮でした」（寿）と喜びをにじませた。麻生が進のかつての恋人、大森が進の上司役で脇を固める。

「小野寺の弟・小野寺の姉」は、10月25日から全国で公開。