ワーナー、福田太一ビデオ代表が邦画事業も統括
2014年4月20日 10:10
[映画.com ニュース] ワーナー・ホーム・ビデオ&デジタル・ディストリビューションの福田太一ジェネラルマネージャーが、新たにワーナー・ブラザース映画の邦画製作・受託配給等の事業を統括することが決まった。
福田氏は、5月1日付でワーナー エンターテイメント ジャパンの「マネージング・ディレクター日本代表」に昇格。従来の担当業務に加え、映画部門の邦画事業も担うことで、部門をまたいで統括することになる。
さらに、ワーナー・ホーム・ビデオ&デジタル・ディストリビューションは、同日付で「ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント」(WBHE)に部門名を改定。また、ワーナー・ブラザース映画ローカルプロダクション部門の名称は「邦画事業部」とする。
同社では、ビデオ部門のアニメ事業、モバイルゲーム事業、コンテンツ・アクイジション事業と、映画部門の邦画事業の4つのビジネス領域を「ジャパン・コンテンツ事業」と定義。福田氏は、従来のホームエンターテイメント事業を指揮しながら、「ジャパン・コンテンツ事業」の総指揮をとっていく。
福田氏は今後、リチャード・フォックス(ワーナー・ブラザース本社エグゼクティブ・バイスプレジデント・インターナショナル)、マーク・ガレトン(ワーナー・ホームエンターテイメント エグゼクティブ・バイスプレジデント・アジアパシフィック及びエマージングマーケット)、ウィリアム・アイアトン(ワーナー エンターテイメント ジャパン代表取締役社長)の3氏にレポートする。
同社は「るろうに剣心」や「ジョジョの奇妙な冒険」など、日本のコンテンツ制作事業に従来から力を入れてきたが、福田氏の指揮のもとで「これを更に加速してまいります」とコメントしている。(文化通信)