善か、悪か? 「キカイダー REBOOT」ポスタービジュアル完成
2014年4月9日 14:05
[映画.com ニュース] 1972年に石ノ森章太郎氏によって生み出された伝説的特撮ドラマ「人造人間キカイダー」を新たによみがえらせた「キカイダー REBOOT」のポスタービジュアルが完成した。不完全な「良心回路」を持ったアンドロイドであり、右半身は「善」をあらわした青色、左半身は「悪」をあらわした赤色の左右非対称のユニークなデザインが印象深いキカイダーが全面に描かれている。
71年に始まった「仮面ライダー」の改造人間という設定に対し、人造人間を主人公として生み出され、仮面ライダーと人気を二分した特撮ヒーローのキカイダーが、41年の歳月を経て再起動。ロボットの平和的な利用によって日本国民に幸せをもたらすことを目標とした「ARKプロジェクト」の主任研究員・光明寺博士は、ロボットに心=良心回路を持たせようとするが、科学者ギルバート・神崎と意見が対立。そんな中、光明寺博士が事故死し、息子のマサルの体に残された博士の研究データを奪おうと謎の特殊部隊が動き出すが、光明寺博士が作り出したアンドロイドのジロー(キカイダー)が、マサルと姉のミツコを守る。やがてジローとミツコは心を通わせていくが、暗黒の戦士ハカイダーが現れジローを破壊しようとする。
ポスターは、左右非対称のキカイダーが、体内にある「良心回路」に左手を当て、善か悪か、自らのアイデンティティの矛盾に苦悩する姿を表現したビジュアルになっている。また、キカイダーの前には宿敵ハカイダーも描かれ、存在感を示している。
このポスターは、4月5日から全国の上映劇場で掲出されており、同日より前売り券も発売中。「キカイダー REBOOT」は5月24日全国公開。