キューブリックの娘が「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」現場写真を公開
2014年3月13日 20:05
[映画.com ニュース] 故スタンリー・キューブリック監督の末娘で、「フルメタル・ジャケット」のスコア(アビゲイル・ミード名義)を手がけたことでも知られるビビアン・キューブリックが、同監督作品の撮影現場の写真を自身のTwitter(@ViKu1111)で公開して話題を呼んでいる。
少女役で出演した「2001年宇宙の旅」の撮影現場で赤ちゃんチンパンジーと遊ぶ姿、「時計じかけのオレンジ」のミルクバーのセットに寝そべる姿、「フルメタル・ジャケット」の現場で、父親や“微笑みデブ”ことレナード・ローレンス役のビンセント・ドノフリオと一緒にいる姿などがアップされている。
また、ビビアンは1980年の映画「シャイニング」のドキュメンタリー「Making the Shining」を自ら監督しているが、その編集作業を行っている写真なども見ることができる(同ドキュメンタリーはDVDの特典映像として収録されている)。
キューブリックには3人の娘がおり、ビビアンは3女で現在53歳。父親から溺愛されて育ったが、1999年頃にサイエントロジーに入信して以来、実母(キューブリックの3番目の妻で未亡人のクリスティアーヌ)や姉たちとはいっさいコンタクトを取っていないという(父親スタンリーは99年に死去)。
ビビアンのふたりの姉のうち、次女のアンヤさんは2009年にガンで死去した。一方、長女のカタリーナは、2012年秋に息子ジョー(キューブリックの孫)とともに米ネット掲示板RedditのAMA(Ask Me Anything/「キューブリックの娘だけど何か質問ある?」)に登場し、さまざまな質問に答えている。
なお、キューブリック関連では先日、「シャイニング」の双子の少女を演じた現在46歳のリサ&ルイーズ・バーンズ姉妹が、Twitterアカウント(@Shining_twins)を開設したことも大きな話題を呼んだ。